Owner渡邉オーナー
奈良県 4店舗
リユースを通じて環境問題と理想の経営へ同時アプローチ。
Profile
長年教員として勤めた後、塾経営をキッカケに独立。その後、教育以外の社会貢献を考えた末、2021年2月にリユースショップWAKABAへの2店舗同時加盟を決断。
2021年4月に奈良県内で1号店をオープン、同年7月には同じく奈良県内で2号店をオープン。
両店舗の好調を踏まえ、2021年7月には追加加盟を締結し2022年5月に3.4号店オープン。
独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
数字が全ての世界線で自分の力を試したい
私は元教員です。独立を考えるきっかけとなったのは『現在の学校に継続して勤務していても本当に自分のやりたい教育はできない』そう判断したからです。
今後の教育方針や方法を提議しても、組織でそれを実現しようとすると、各部門の会議を経て多数決による承認を得て・・と莫大な時間とエネルギーを要し、スピード感に欠けます。
この課題を解消するには起業しかないと判断し、起業を決意しました。
起業して自分で事業を経営するとなると、全てが自己責任です。全ての結果は数字で表れます。
そのような世界で自分の力を試したいと思い、23年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、 個人事業主から自分の塾をスタートしました。
塾経営3年目にしてコロナ禍に突入します。塾経営も例外なく打撃を受け、教育以外で日本経済・社会に貢献できる事業はないかと考え模索する日々が始まります。
FC募集媒体を閲覧するなかで、ふと「買取専門店」というビジネスがあることを知りました。
更に調べると買取専門店のFC本部も複数存在することが分かり、一通り独自で調査を行いました。
様々な観点から事業を考えた時「WAKABA」がベストだと判断して、今に至ります。
仕事の魅力やりがいについて教えてください。
驚きと喜びを与え、それを共感できる
やりがいについては、実際にこのリユース事業を運営してみないと分かりにくい要素だと思いますが、何よりもお客様に喜んでもらえる仕事であることが最大の魅力です。
自宅に眠っていた、捨てようと思っていた物が、WAKABAにお持ち込みいただくだけで、思いがけない査定金額となることは珍しくありません。
その査定額を伝えた時のお客様の驚きと、更に喜びを共有できるというのは、この商売の魅力であり本当にワクワクするやりがいを感じる瞬間です。
また、個人的に学生時代から「捨てる」という事に抵抗があり、人類が物を捨て続けることによる環境問題への影響を懸念していました。
捨てるのにもお金が掛かる時代です。リユース・リサイクルの考え方は、これからさらに必要な概念です。
捨てずにWAKABAにお持ち込みいただくことで、次に「欲しい!」と思っていた方に安価な金額で使ってもらうというエコサイクルが実現でき、捨てないので地球環境にも優しい・・・まさにトリプルウィンの事業ではないでしょうか。
コロナ禍による不景気がこれからも続いていきます。
少しでもWAKABAで現金化していただき、そのお金が有意義な消費に繋がり、日本経済の安定にも貢献できますね。こういった背景から、素晴らしい事業に携わっているなと実感しています。
経営や現場での失敗談を教えてください。
リユース業であり接客業としての品質品格は問われる
オープン初日から2週間のOJT研修。
ここでSVに教えてもらった通りに運営を行なっているので、大きな失敗はないと言えるのですが、今後に活かすべきミスはありました。
出張買取の依頼を受けて御自宅に向かった際、買取点数が多く、査定の際に1品1品に対しての説明を怠ってしまいました。後日クレームのお電話をに発展。
すぐに私自身がそのお客様の御自宅までお伺いし、お客様のお気持ちを十分ヒヤリングし、そのうえで改めて必要な説明を差し上げたことで御納得いただきました。さらに「また査定をお願いするわ!」というお言葉もいただき、かえって充実感を持つことが出来ました。
本件以降は、査定の説明責任を果たすことが大切だと改めて痛感し、従業員共々接客を見つめなおしました。それ以降、この類いのクレームは無くなりました。
他には、時計をお持ち込みいただいた際、SVに教わったスキームを活用せず、真贋判定を誤り5万円でお買取りし、それがそのまま損失になってしまったことです。
その後は、しっかりと真贋判定を出してから査定金額を提示するように徹底、いわば石橋を叩いて渡るお買取りを行なっています。
検討中の方へメッセージをどうぞ
WAKABAの特徴の1つは緑を基調とした落ち着いた店舗デザインです。
自分がユーザーなら競合含め最も足を運びやすいだろうと率直に感じます。このユーザー視点で実は重要ですね。
また、WAKABAの事業説明を聞く中で、自店の利益だけでなく顧客満足度を追求するスタンスがある事を把握し共感できました。
総じてお客様思いだなと確信しました。
また、加盟検討中はFC本部としての魅力も感じていました。WAKABAのWebサイトでは、FC本部メンバーが写真付きで紹介されているので親しみも湧きます。